施行束ね法案 · 改正対象 0法第221回 閣法 第43号(特別会)法務省

民法等の一部を改正する法律案

議案番号: 第221回国会 閣法第43号
令和8年法律第45号 · 2026-06-24 公布
閣議決定 2026-04-03提出 2026-04-03先議院 衆議院状況: 成立(衆議院: 成立)公布 2026-06-24 · 法律第45号改正法 全文(法令API)
提出理由高齢化の進展、単身高齢者世帯の増加等の社会経済情勢の変化に鑑み、成年後見及び遺言の制度を国民がより利用しやすいものとする等の観点から、後見及び保佐の制度の廃止並びに補助の制度の適用範囲の拡大、事理を弁識する能力を欠く常況にある者についての補助の制度の特例の創設、任意後見契約と補助の制度との関係の見直し等を行うとともに、電磁的記録等をもって作成する保管証書遺言の創設等の措置を講ずる必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。

いつ成立・いつ施行?

成立
2026年6月17日
公布
2026年6月24日
施行
未定(政令で定める日。上限 2027年6月23日)

民法等の一部を改正する法律案の改正のポイント(要綱より)

民法の一部改正
  • 後見開始の審判及び保佐開始の審判の廃止等
  • 補助開始の審判の対象の拡大、特定補助人に係る審判の創設、終了事由の見直し等
  • 補助人の解任事由の新設、補助人の義務に関する見直し等
  • 意思表示の受領の特別代理人の創設
  • 保管証書遺言の創設
  • 特別の方式の遺言における新たな方式の追加
  • 遺言における押印要件並びに証人及び立会人の欠格事由の見直し
任意後見契約に関する法律の一部改正
  • 任意後見開始の審判の創設等
  • 任意後見契約の効力の発生順序に係る合意の創設
  • 任意後見人と補助人との併存の許容
後見登記等に関する法律の一部改正
  • 手数料の規定の整備
家事事件手続法の一部改正
  • 特定補助人を付する処分の審判をする際の精神の状況に関する意見の聴取及び鑑定

要綱の見出しを機械的に抜き出したものです。 原本: 要綱(取得元)

この法案で変わること民法等の一部を改正する法律案
公式要旨(参議院 議案要旨) 議案要旨
本法律案は、高齢化の進展等社会経済情勢の変化に鑑み、成年後見及び遺言の制度を国民がより利用しやすくする等の観点から、民法等の一部を改正しようとするものであり、その主な内容は次のとおりである。一、民法の一部改正 1 後見及び保佐の制度を廃止し、事理弁識能力が不十分である者全てを補助の制度の対象とする。 2 家庭裁判所は、事理弁識能力を欠く常況にある者のため、その者がした法定の重要な財産上の行為を取り消す権限等を有する特定補助人を付する旨の審判をすることができる。 3 家庭裁判所は、必要がなくなったと認めるときは補助の制度に係る各審判を取り消すことができる。 4 家庭裁判所は、補助開始の審判を受けた者の利益のため特に必要があるときは、補助人を解任することができる。 5 補助人は、補助の事務を行うに当たっては、補助開始の審判を受けた者の心身の状態に応じて、適切な方法によりその事務に関する意向を把握するようにしなければならない。二 6 普通の方式の遺言として、電磁的記録等により作成し、法務局で保管する保管証書遺言を創設する。 7 特別の方式の遺言のうち死亡危急時遺言等について、遺言する状況を録音及び録画により記録すること等を内容とする方式を追加する。 8 自筆証書遺言等における遺言者等の押印要件を廃止する。二、任意後見契約に関する法律の一部を改正し、家庭裁判所は、明らかに任意後見監督人による監督の必要がないと認めるときは、任意後見監督人を選任しないことができることとするとともに、本人が補助開始の審判を受けたときに任意後見契約が終了するとの規定を削除する。三、後見登記等に関する法律の一部を改正し、登記事項等に関する規定の整備を行う。四、家事事件手続法の一部を改正し、家事審判手続に関する規定の整備を行う。五、法務局における遺言書の保管等に関する法律の一部を改正し、保管証書遺言について、保管、閲覧、証明等の手続に関する規定を設ける。六、この法律は、原則として、公布の日から起算して二年六月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。
審議会
法制審議会時期と対象法令が一致(候補)
2026-02-12 の要綱の諮問・答申(法制審議会: 民法(遺言関係)部会長から、諮問第125号について、同部会において決定された要綱案に関する審議結果等の報告がされた。)の後、2026-04-03 に同じ法令を改正する法案が提出された(題名に「民法」を含む)

資料(6)

種別資料出典取得原本
要綱法律案要綱
https://www.moj.go.jp/content/001459923.pdf
法務省 国会提出法案ページ09/11 19:05取得元
法律案提出法律案
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/221/pdf/t0802210432210.pdf
参議院 議案情報—取得元
法律案法律案・理由
https://www.moj.go.jp/content/001459924.pdf
法務省 国会提出法案ページ09/11 19:05取得元
法律案提出時法律案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g22109043.htm
衆議院 議案情報09/11 19:12取得元
新旧対照条文新旧対照条文
https://www.moj.go.jp/content/001459943.pdf
法務省 国会提出法案ページ09/11 19:05取得元
議案要旨議案要旨
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/221/pdf/580221430.pdf
参議院 議案情報09/21 18:07取得元
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施行予定3 件

2027-06-23期限
この法案による家事事件手続法民法の改正
この日は上限です。公布の日から起算して一年以内に政令で施行日が決まります。
2028-12-23期限
この法案による任意後見契約に関する法律家事事件手続法後見登記等に関する法律民法の改正
この日は上限です。公布の日から起算して二年六月以内に政令で施行日が決まります。
2029-06-23期限
この法案による民法法務局における遺言書の保管等に関する法律の改正
この日は上限です。公布の日から起算して三年以内に政令で施行日が決まります。

段階施行

段階施行グループこの改正法は、4 つの施行グループに分かれて、それぞれ異なる施行日で施行されます。
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これまでの経過

09/112026
施行日決定民法
施行日 2027-06-23
06/242026
公布
令和八年法律第四十五号
06/172026
成立
衆議院 可決 / 参議院 可決
衆議院 議案情報 / 内閣法制局 内閣提出法律案検知 09/11 19:12 · 掲載 2026-09-11
04/032026
提出済
高齢化の進展、単身高齢者世帯の増加等の社会経済情勢の変化に鑑み、成年後見及び遺言の制度を国民がより利用しやすいものとする等の観点から、後見及び保佐の制度の廃止並びに補助の制度の適用範囲の拡大、事理を弁識する能力を欠く常況にある者についての補助の制度の特例の創設、任意後見契約と補助の制度との関係の見直し等を行うとともに、
02/122026
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